うーん、面白かったけど不完全燃焼で終わって何だか釈然としません。
SNSで好評だったので、映画館で『私がビーバーになる時』を観てきました。しかし、事前情報なしで見たかった……期待を膨らませすぎて、今物凄くモヤモヤしています。
まず、好きな箇所について話したいと思います。動物たちがとても可愛かったし、素早く捻りのある展開でミラゲは楽しかったです。映画の長さも丁度いい塩梅で、クスリと盛り上がる話でした。
やっぱり『ぼくらベアベアーズ』の監督というか、カートゥーン出身だからでしょうか?不謹慎な笑いというかブラックユーモア系が多かったです。後、シュール系もありましたね。
ミラゲは嫌いじゃないですよ。むしろ、大好きです。ミラゲが入った映画館も、周りのニンゲンがドッと笑っていたので気が楽でした。映画館って静かにするべきでしょうけど、この様な笑い声は好きです……自分だけじゃないんだなぁって、安心できるので。
でも映画上映中、度々奇声が聞こえたのです。てっきり映画からの音声かと思ったら観客の声でした。ニンゲンって、あんな声が出せるのですね。
後、日曜日の昼下がりに観たので子供が沢山いました。ほら、映画館の階段というか通路エリアってあるじゃないですか。椅子に座らずにあそこで座り込んでいた子がいたので、とてもびっくりしました。目を逸らしたら消えたので、ちょっと怖かったです。下手なホラーより恐怖を感じました。
恐怖といえば、主人公のメイベルちゃんに感情移入があんまりできなかったのが辛かったです。映画は彼女の過去を知る所から始まるのですが、まさに無知は罪を体現していました。
ネタバレになるのですが、メイベルちゃんが環境活動家になった理由から映画は始まりました。彼女って凄く忍耐強いというか、頑固なんです。小学校で飼われている動物が可哀そうだから、全匹逃がそうとするんですが蛇とモルモットを一緒にリュック詰めているんですよ。食われなかったから良かったものの、無知は罪を体現しすぎている。
そして、彼女物凄く子供っぽい!感情の起伏が激しくて、反対意見にはすぐ反論するし、人の話は聞かない。最終的に成長し、他人と対話をちゃんとできるようになって反省もしたから、結果的にはいいかもしれませんが「彼女本当に大学生か?」って思うくらい幼い。
まぁ、こういうニンゲンもいるよねってミラゲは流しました。
話は変わりますが、メイベルちゃんの周りのキャラがものすごく優しいです。おばあちゃん、市長、動物たちに博士と助手たち。全員、心が広い。特に博士が穏やかで温厚。自分の人生をかけた研究をメイベルに滅茶苦茶されても許すし、最終的に単位と就職先をあげているのは完全に善人超えて聖人だと思います。後、博士は四六時中メイベルちゃんを心配していました、優しすぎる。

それはそれとして、やっぱり映画や作品は事前情報なしで見るに限りますね。SNSで好印象だった為、観に行きましたが期待を高めすぎてちょっと残念です。「こんなもんかぁ」って思ってしまいました……そもそも、ミラゲは別にパニックホラー物やサメ映画のようなB級ホラー系が得意なわけではないので仕方がないですね。
でも、面白かったからいいかな。ミラゲにとって映画は楽しめればいいのです!
今回観た映画:Hoppers(邦題:私がビーバーになる時)
